SW2.5　ロゼ鉄環学院概要

学院施設紹介

『本棟』
　此処は『ロゼ鉄環学院』における学び舎の中心であり、学校全体での集会や学年全体を対象とした必修講義、一部においてはパーティーなどでも使用される大きな建物です。
　同時に教師陣の中でも中核に位置する人物の研究室も存在し、全5階に渡る本棟の中でその上の4階と5階が許可されら学生及び関係者のみが入れる場所として広く認知されています。
　そして『ロゼ鉄環学院』の治安と全体的な学校運営の一翼を担う『生徒会執行部』も本棟に存在し、一年に一度、選挙にて選ばれた5人(生徒会長・生徒会副長・鉄腕委員長・書記長・会計帳)の中央役員と、その補佐を務める10人の補佐中央役員で組織され、下部組織として『鉄腕部隊』と言う治安維持組織を持って居ます。
　『生徒会執行部』は4階に居を構えており、日々学校に関わる様々な議題や事務仕事などを日夜こなしています。

『第一副棟』
　『第一副棟』は選択授業の中で、魔法分野に特化した学問を学ぶ為の棟です。真語・操霊・深智・妖精・神聖・魔動機・森羅・召異魔法のそれぞれの授業が執り行われており、それによる実践的な魔法授業や座学、各位召喚術の授業なども主にはこの棟で行われています。
　同時に『ロゼ鉄環学院』でのみ学ぶ事が出来ると言う秘奥魔法も此方で講義を行っておりますが、参加を希望したとしても生徒全員が覚えられる訳でなく、教師側の推薦や選別によって受講出来る人々が決定します。
　魔法を主題とした学問故に設立して間もないが、様々な噂が蔓延っており、突然出現する扉や謎の教室、不自然に動く石像など、『学校の八不思議』が存在するが、根も葉もないジョークの類の物であり、本気で信用する人間は少ない。しかし、往々にしてそんな嘘の中にこそ真実は眠っているものでしょう。

『第二副棟』
　『第二副棟』は選択授業の中で、魔法分野ではない戦士・拳闘士・軽戦士・射手・騎乗・呪歌・練体術・賊術・鼓咆・天地術の授業が執り行われており、実践的な授業や座学、同時に新たな技法の研究も基本的にはこの棟で行われています。
　同時に『ロゼ鉄環学院』でのみ学ぶ事が出来ると言う刻印術・巫術と特殊な学科も存在し、これも秘奥魔法同様、教授等の推薦や選別によってのみ授業の講義を受ける事が可能となります。
　同時にこの授業ではドーデン地方での各軍関係者の視察も多く存在し、そこでのスカウトや覚えも良くなる事が多いとされています。

『闘技場』
　決闘や授業による戦闘、それ以外にも学院行事に使用されるコロッセオのような外観の施設。此処や多目的ホール等には魔法結界による死亡防止の術式が展開されており、学院内の戦闘において、この場でなら死亡の危険は無いとされています。
　時折、教師陣営や部活等での授業外での指導や活動にも利用され、使用予約はそれなりに埋まっている事で有名です。

『ロゼ冒険者ギルド支部』
　学院の生徒が所属する事なる冒険者ギルド。此処では様々な依頼が斡旋され、状況に応じて外部の冒険者とも協力して取り組む事となります。食堂と違って此処では酒類の提供も行っており、学生も依頼では無く酒飲みが集まる酒場としても機能しています。
　同時に此処にはライダーズギルドやアルフヘイムで信仰されている神々を祀る神殿も設置されており、学生にて信仰深い人間や騎獣への預り所としても利用されています。
　一部の男性各位や女性からは受付嬢、受付係が目当てで来る場合も存在し、場合によってはそんな輩で受付が埋まってしまう。そんな事もあるようです。

『中央広場』
　学院の正門から各場所へ通じる広場。噴水など公園としての意匠も盛り込まれており、学生の憩いの場としても利用されているが、学生が開く露店や商店が定期的に開かれており、一週間に一度、『青空市場』と銘打って掘り出し物があるやもしれません。
　それ以外にも部活動の場としても利用されており、学生にとっても関わりの多い場所でしょう。